【そば畑NEWS】そば畑より  そば脱穀しました。

今朝は、鼻がグズグズいって、「あ!風邪かな」と思うほどでした。
今週は更に寒くなるそうです。風邪など引かず頑張りましょう!!!

昨日(10/30)、いいお天気の中、そばの脱穀を行いました。
会長さんを始め、皆さんに集まっていただき、脱穀終了しました。

そば畑に朝早く着いた私、乾燥させていた蕎麦は朝露にすっかり濡れていました。
「そんなこと分かってるだろう!!、太陽さんが昇って、乾いてからでないと出来ないんだよ」
とプロの一言。お返しする言葉もありません。

蕎麦を乾燥させているはせ掛けの下と作業場所一面にブルーシート敷いてから、作業開始です。
最初に登場が、足踏み式脱穀機(写真を見てください)です。

脱穀機 脱穀機


人力でドラムを回し、乾燥させた蕎麦束から蕎麦や枯れた葉っぱやら、すべてはね落とします。


次いで登場が、「唐箕(とうみ)」です。風の力で、蕎麦と異物を分けます。もちろん人力のみ。
分別された蕎麦(玄そば)を更に付着物を落とすために「磨き」→「とうみ」→「磨き」→「とうみ」
と繰り返すと、ツヤツヤの真っ黒な「玄そば」に仕上がりました。

脱穀 唐箕(とうみ)


「とうみ」には、昭和23年の年号がありました、御年70歳です。
この2台とも民芸博物館でないと見られない代物ですよ。
立派に役に立ってますから、凄い事です。


でも、今年は台風にいじめられ、イノシシに可愛がられ、たったの10Kg程の収穫量でした。
蕎麦粉にすると、黒皮はほぼ不要ですので、7割程度にしかならないそうです。
最高100Kgも取れた年もあったのに、今年は最低の年に・・・・・・・残念です。


朗報もあります!!
イノシシに襲われ、種から蒔き直した大根は順調に育ち、「なんとかフェスタには間に合うだろう」
とのプロの見立てです。
きらめきフェスタでは、おいしい大根おろしをみなさんに食べていただきましょう。


ということで、脱穀終了しました。ご協力いただいた皆さんありがとうございました。


茨木蕎麦打ち倶楽部 そば畑のニュースでした。

2018年10月31日